イムセラを正しく安全に服用するための情報

イムセラ服用中に注意していただきたいこと

目の病気、肝臓の機能、妊娠

イムセラの服用中にみられる「重要な副作用」について紹介します。
副作用は早期に発見し、早めに適切な治療を行うことで、重症化を防ぐことができます。
そのため、重要な副作用についてあらかじめ知っておき、少しでも異常を感じたら、すぐに主治医に相談してください。

眼の病気[黄斑浮腫(おうはんふしゅ)]について

イムセラの服用初期に、眼の病気である黄斑浮腫があらわれることがあります。

★:黄斑浮腫とは、眼の奥にある網膜の中心部の「黄斑」という場所が腫れた状態をいいます。黄斑浮腫になると、霧がかって見えたり、視力が低下するなどの症状がみられますが、症状がない場合も多くあります。

  • 黄斑浮腫の初期は症状がない場合が多いため、早期発見のためにも、イムセラの服用開始3〜4ヵ月後には、主治医の指示のもと必ず眼科を受診し、眼科検査を受けてください
  • 眼の症状が現れた場合は、すぐに主治医に連絡してください。

肝臓の機能について

イムセラの服用中、肝臓の機能(肝機能)に異常があらわれることがあります。

  • 肝機能障害の早期発見のためにも、イムセラの服用中は、主治医の指示のもと定期的に肝機能検査を受けてください。
  • 肝機能障害によるものと思われる次のような症状が現れた場合は、すぐに肝機能検査を受けてください。〔吐き気がする/吐く、お腹が痛い、体がだるい、食欲がない、体や白目の部分が黄色っぽい(黄疸)、尿の色が濃い(暗色尿)など〕

その他の注意事項 妊娠について(女性の方へ)

  • 妊婦または妊娠している可能性のある方は、イムセラを服用できません。
  • イムセラの服用中および服用中止後2ヵ月間は、胎児に及ぼすリスク(危険)を避けるために必ず避妊してください。授乳も避けてください。
  • イムセラの服用中に妊娠が確認された場合は、すぐにイムセラの服用を中止する必要があります。
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