適正使用ガイド
参照情報
黄斑浮腫とは
黄斑とは
- 網膜の中心部にある直径1.5~2.0mmの黄色味を帯びた領域を「黄斑」、その中心部の窪んだ0.3~0.4mmの範囲を「中心窩」という。
- 黄斑は、視力において最も重要な役割を果たす。
黄斑浮腫とは
- 黄斑部に浮腫が生じた状態。
- ぼやけて見える、ゆがんで見えるなどの症状が現れる。
- 通常、黄斑浮腫は症候性であるが、初期では視覚症状を伴わないこともある。(視覚症状を伴わない場合は、眼科学的検査によって黄斑浮腫を検出することが可能)
治療法
下記治療法は単独で行われることもあるが、併用される場合も多い。
- 黄斑部光凝固
- 硝子体手術
- ステロイド局所療法 など
【参考】『 医学大辞典 第18版』 南山堂 1998年 p242-243 船津 英陽:糖尿病 48(10):721-723, 2005